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CMならではの楽しみのひとつに、他では見られない組み合わせの妙が
あることは否定のしようがない。8月度テレビCM好感度ランキング
(F1F2総合)で、再び首位に返り咲いた「TSUBAKI」の例を挙げるま
でもなく、異なる分野で活躍する人物の共演が可能なのは、商品PRと
いうコンセプトで結びつけられたCMならではの特性と言っていいだろ
う。しかも、そこにさらなる付加価値がプラスされることで魅力は幾
重にも広がっていく。その好例が4位に躍進してきた「ジョージア」だ。

今春よりスタートした新シリーズのイメージ・キャラクターを務める
のは渡哲也と木村拓哉。それぞれ1人だけの出演でも十分説得力に溢れ
た作品が作れる実力者が手を組んだというサプライズは、それだけで
視聴者を画面に向けさせる力に満ちている。
さらにそれだけでなく、この2枚目コンビに“コミカル”な要素をプラ
スさせて、一層印象に残る内容に仕立て上げた。最新篇の「にらむ子
供」では、彼らの登場画面を構成する際にこれまでほとんどあり得な
かった、子供との絡みを持ってきた。

「バスに2人仲良く並んで座っているのはかわいい。双子たちにジロ
ジロ見られて“何だよ!”はアドリブなのでしょうか。とても自然で
面白い」(神奈川県/42歳)「設定がそれぞれ2人の雰囲気に合ってい
てよい。このCMの木村拓哉は印象的です」(千葉県/30歳)。歴代の
同商品CMの中でも際立つ好評さをみせている。

(後略)

(http://www.oricon.co.jp/news/ranking/32364/)
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